こんにちは、山本 祐也です。
小さな会社専門でウェブ集客のサポートをしています。
22歳ぐらいから通算で70社以上のマーケティングの支援をしてきました。
こちらの記事は下記の投稿をより深く解説したものになります。
あのお店はなんでいつも行列ができているのだろう?その答えはマーケティングを理解することで見えてくるかもしれません。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
変化を強いられている飲食業界
新型コロナウイルスは様々な業界に影響を与えていますが、特に飲食業界は感染源となっている場合も多くみられ、活動の幅に強い制限を設けられています。
そんな中デリバリーやテイクアウト、クラウドファンディングなど新しいことに取り組み、成果を挙げられている飲食店もみられました。
しかし、あるアンケートでは以上のような新しい取り組みに効果を感じなかったと回答する飲食店が70%を超えていたようです。
さて、今回のように新しい取り組みで成果を出せる飲食店と出せない飲食店の違いはどこにあるのでしょうか?
マーケティングの原点に立って考えてみたいと思います。
ベースとソフト
飲食店のマーケティングはベースとソフトに分けて考えます。
ベース・・・立地、ターゲットの選定など店の基礎となるもの
ソフト・・・外装、内装、料理、サービス、空間演出など店のウリや雰囲気を決定付ける要素を知ること。
このベースとハードがを組み合わせて1つにお店ができます。
掛け算的にお店の繁盛度合いが決まってくるので
ベースとハードそれぞれの中身を詰めていくとお店がうまくいく確率というのは上がっていきます。
例えば、外装や内装や料理の味が微妙でも、立地が恵まれているだけで人が集まる飲食店もありますし、その逆で立地が恵まれてなくても、料理の味で人を集められる飲食店もあります。
さて、今回のコロナのような特殊なケースおいてはベースとハードどこに力を入れていたお店が、新しい取り組みで成果を出すことができたのでしょうか?
変化に強い飲食店の特徴とは
変化に強い飲食店=新しい取り組みで成果を出すことができる飲食店の答えは味で評価されていて、ファンがついているお店になります。
先ほど出てきた
・外装や内装や料理の味が微妙でも、立地が恵まれているだけで人が集まる飲食店
・立地が恵まれてなくても、料理の味で人気のある飲食店
この二つの例で考えてみると想像しやすいかと思いますが
お店を支えてくれるファンが多いのは、断然「立地が恵まれてなくても、料理の味で人気のある飲食店」です。
このようなお店は新しい取り組みをファンが後押ししてくれるので、成果が出やすい傾向にあります。
その反対に、たまたま立地がよくて上手くいっていた飲食店や流行りに乗った飲食店、外装・内装だけにこだわった飲食店は変化に弱い傾向があります。
当たり前のことを言ってしまいますが、飲食店で大切なのは料理という商品です。
木で例えると料理が幹で、外装や内装、サービス、宣伝方法などは枝なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は【必ず押さえておきたい飲食店マーケティングの基礎】ということでしたが、ベースとソフトという基礎を見直し改善することで、「変化に強いどっしりとした飲食店」に近づけるかと思います。