こんにちは、山本 祐也です。
小さな会社専門でウェブ集客のサポートをしています。
22歳ぐらいから通算で70社以上のマーケティングの支援をしてきました。
こちらの記事は下記の投稿をより深く解説したものになります。
小さな会社がウェブ集客始める前に必ずやって欲しいことが、「顧客を絞り込む」ということです。今回はその理由と絞り方について解説していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
顧客を絞り込むべき理由
「うちの会社はなんでもできるのに、なぜ上手くいかないんだ」そうおっしゃる方たまにいますけど、「なんでもやるから上手くいかない」これが答えです。
小さな会社は徹底的に顧客を絞り込んでください。その理由は以下の3つです。
・リソースが分散してしてしまい、力が弱くなってしまうから
・小さな1位を獲得するため(1位以外は覚えられない)
・アプローチ方法が明確になるから
「つまりランチェスター戦略の話でしょ?そんなの知ってるよ」と思われた方も多いと思いますが、ウェブ上となると驚くほどに顧客を絞れていない人が多いです。
基本的に1つのホームページに対して、1ターゲットです。InstagramなどのSNSにおいてもそれは一緒です。
顧客を絞れていない事例
ウェブ上において顧客を絞れていない事例を一つご紹介します。住宅会社のホームページでよくあるのが「新築」と「リフォーム」のページが混在しているパターンです。新築を建てるのが得意なのか、リフォームが得意なのかよくわからない。その上「お家のことはなんでもお任せください!」とデカデカと書いているのです。
お客様の気持ちになって考えてみてください、新築を建てたくてホームページを訪れたのに、リフォームのことが書かれていたら、当然ホームページを閉じてしまいますよね。
なので、ウェブ上のおいても顧客を絞り込んで、その顧客に刺さる中身を用意してあげないといけないのです。
顧客の絞り方
顧客の絞り方を実際にウェブで調べてみるとSTP分析などややこしいマーケティングの記事が出てくるかと思いますが、小さい会社の場合は全部無視で大丈夫です。
そこに書いてある方法論は大きな会社向けです。
小さな会社が顧客を絞り込む時には、実際にいるあなたのお客さんのなかで、「このお客さんばかりだったらいいのに!!」という人をあなたの会社の顧客に設定してください。
ペルソナをつくろう
顧客の設定ができたら、その人の具体的なプロフィールを作ってください。
プロフィールは以下のURLのシートをコピーして使って下さい。
(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1eU9CmFob1fzSwUKlloNfj6I56mypBzY_VfhgC4AilZk/edit?usp=sharing)
作成したプロフィールがペルソナというあなたのお客さんになります。
(「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のこと)
ちなみに法人相手のビジネスの場合でも「人」をベースにペルソナを作ってください。なぜなら法人向けのビジネスでも売り込む相手は「人」だからです。
これで顧客の絞り込みができました。今後はこのペルソナに向けてウェブ上のコンテンツ(ホームページの内容やデザイン、SNSの投稿など)を作っていくことになります。
まとめ
今回は顧客を絞るべき理由と絞り方【小さな会社のウェブ集客】というテーマでしたが、いかがでしたでしょうか?
かなり重要な話なので、押さえておいてください。